タワーマンションに住む前に忘れてはいけない6つのデメリット

タワーマンション外観

夢のタワーマンションの購入。広告には抜群の眺めや、ジムをはじめとした便利な設備・・・。
ざっとメリットは多数でてきますが、当然デメリットも存在します。ここでは意外と見過ごされがちなデメリットについてまとめてみました。

 

眺めがいいというけれど・・・

 

たしかに高層階だとバルコニーからの眺めはすばらしいものがあります。しかしリビングからの眺めは空しか見えないということも。やはりいちいち外に出ずともいい眺めを堪能したいというのが本音でしょう。

 

またいくら景色がすばらしいとは言っても毎回見ていれば飽きるということもあります。その点も覚悟すべきでしょう。あと忘れがちなのは外の景色は時代と共に変化していくということです。今見ている景色が一生ものではないということは頭にいれておくべきでしょう。

 

タワーマンションカースト制

 

2016年、タワーマンションを舞台にした菅野美穂主演のドラマ『砂の塔』が放送されました。

 
タワーマンションの複雑な人間関係を題材にしたドラマで、そのなかで描かれていたのが所謂『タワーマンションカースト』と呼ばれているものです。高層階になればなるほど単純に金持ちになりますので、ヒエラルキーが生まれということです。このカーストの実態は某女性雑誌にも取り上げられており女性人の関心の高さが伺えます。

 

 

確かに高層階の人に対するひがみも全くないとも言えず、「高層階の人からの誘いは断れない」とか、「メイクなしで外に出たらなめられる」など一般の人間からすれば気にしすぎではとも思いますが、実際に住んで見ないと解らない面もありなかなか面倒なところです。

 

修繕積立金の負担が大きい

 

マンション住人は管理費とは別に、月に『修繕積立金』を支払うことになっています。修繕積立金とは年月が経つに連れて生じる劣化などに充てる修繕費を、月に一定の金額でマンション住人に負担してもらうというものです。

 

しかし問題は販売当初は安く見積もられた金額も、何年かすると急に上がるという面です。始めに設定された金額はあくまで『現時点』で算出されたもの。いざ数年後に大規模修繕が始まれば、予期せぬ事態で金額も上がります。5年ごとに修繕積立金額は見直すようにと国交省から推奨されており、徐々に上がっていけば修繕積立金を払えないマンション住民は退去せざるをえなくなります。

 

地震が起きた際に起こるリスク

 

もし地震が起きた際どういった事が起こるのか。まずエレベーターが止まります。最悪エレベーター内に閉じ込められる事も考えられます。もし火災にまきこまれたらと考えたら背筋が凍りますね。火災がなくとも助けられるまで数日かかる事もあるので命にかかわることがあります。

 

地震の揺れも考えるべきです。地震なら揺れて当然と考えているかもしれませんが、タワーマンションの揺れ方は違います。長周期地震動と言われており、特徴としては「ゆっくりとした大きな揺れ」です。低層階ではたいした揺れでなくても、高層階では家具が転倒するといった被害がでます。

 

免震、耐震構造を採用しているタワーマンションでは倒壊の心配ないものの、この「ゆっくりとした大きな揺れ」から間逃れるのは難しいです。

 

騒音が気になることがある

 

タワーマンションは都心部にあることが多いです。そのため窓を開けると自動車や電車の音が鳴り止まないため、うるさく感じる方もいるかと思います。敷地面積が広く道路まで広い所や上層階になると静かに聞こえます。

 

もし騒音が気になる場合は、空気の入れ替えだけの場合のみに窓を開けるか、車の通りの少ないところの物件を探すのが良いです。

 

管理費用が高い

 

大規模のタワーマンションになるほど管理費が高額になります。共用施設や売店などを敷地内で使用できる分、管理費はより高くなっていきます。また最上階の場合は、管理費がより高いです。

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