タワーマンションに住む上で知っておきたい4つのデメリット

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高層で、高級。
都心の様相を形成する上で圧倒的な存在感を出している“タワーマンション”に住もうとすれば家賃20万・30万は下らない。
ところでタワーマンションの定義とは一般的にどのようなものなのか。
簡単にご紹介しておくと、

「高さ60m以上、階数でおよそ20階建て以上のマンション」

というものになっている。

専用のコンシェルジュが常駐していることからも分かるように、設備やホスピタリティは整っている。
そんなタワーマンションでデメリットなんてあるのか!?
と思う人もいるだろうが、メリットがあればデメリットがあるのは極自然なこと。
今回はタワーマンションのデメリットを挙げて、解説していくことにしよう。

洗濯物を外に干せない

タワーマンションでも部屋の階層によってはベランダがついている階層もあり、ベランダがついているならそこに干すことは可能だが、40階ともなると地上200mにもなる。
そうなると相当強い風が吹き荒れているため、高層階はベランダがないのが一般的だ。
となると、洗濯機に内臓されている乾燥機を使うか浴室乾燥機を使って乾かすことが必要になるが、ランニングコストとして電気代がかかることを頭に入れておこう。
また、天日干しは洗濯物を乾かすだけではなく直射日光による殺菌作用があるため、乾燥機で乾かした場合は天日干しよりは殺菌効果が小さくなってしまう。

通勤時間帯はエレベーター待ちをすることも

タワーマンションは階層数が多いため、上下の移動に時間がかかってしまうのだ。
特に通勤通学の、“今から家を出る”という人が多くなる時間帯はエレベーターを待たなければならないという現象が起こる。
グレードの高いタワーマンションの場合は2階~20階、20階~35階、35階~50階とそれぞれ利用できるエレベーターを分けて混雑緩和をしている。
このデメリットが原因で外に出るのが億劫になってしまう人もいるくらいだ。
タワーマンションに住むなら、通勤通学の時間帯は余裕を持って行動する方が良い。

管理費が高くつくことが多い

タワーマンションには設備としてジムや会議室、温泉なんかもついている所もあるわけだがその分管理費が高くなってしまう。(賃貸の場合)
もちろん、そのような施設を高頻度で利用するなら良いだろうが、全く使わないのに管理費だけが嵩んでしまうのはデメリットでしかない。
住む前に不動産屋さんになぜこれだけの管理費がかかっているのか確認してみても良いかもしれない。

子育てには悪影響な面も

幼児期は多感なもので5感をフル活用して刺激を自分の中に取り込んでいく時期だ。
この時期にタワーマンションの高層階に住んでいると、地上と隔離されているような感覚になってしまい、受ける刺激が少なくなってしまう。
前述しているが、外に出るのが億劫になってしまうことも子育てに悪影響だといえる。
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