タワーマンション購入体験談集めました パート3

今回で3回目になりましたタワーマンション購入体験談。
憧れのタワーマンションを購入した先輩達の生の声を集めてました。
住んでみないとわからないデメリットも聞くことで、予備知識にもなります。
是非参考にして下さい。

Aさんの場合

二年前にタワーマンションの20階の物件を購入しました。タワーマンションへの憧れと駅に近く通勤に便利というのが購入の決め手でしたが、実際に住んでみると予想外のデメリットがいくつかありました。

まずは、通勤に意外と時間がかかること。広告では最寄りまで徒歩5分と出ていましたし、たしかにマンションの1Fエントランスから最寄り駅までは徒歩で5分かかりません。しかし、1Fエントランスに出るまでに時間がかかります。
20階から1階までエレベータで数分、エレベ―タがなかなか来なかったり各階で止まったりすると、1Fにおりるまでに10分以上かかります。
通勤に便利だと思って購入したマンションですが、実際には思っていた通勤時間+15分かかりました。もう少し下の階に住めばよかったとちょっとだけ後悔しています。

もう一つのデメリットが風で揺れることです。普段は気にならないのですが、台風や冬の風が強い日は揺れを強く感じます。私は船はもちろん電車でも乗り物酔いする性質なので、この揺れに慣れるまでは家にいながら乗り物酔いをしてしまい、大変でした。風程度でこんなに酔っては大きな地震がきたときにはどうなるのだろう(耐震面はしっかりしたマンションを買ったので心配していませんが)と少し心配しています。
ということで、タワーマンションをこれから購入する方は、エレベータが何基あるかや自分が住む階から1Fに下りるまで何分かかるかはチェックした方がよいです。あと揺れに弱い方も要注意です。

チェックポイント

いきなり憧れを打ち砕いてくるようなデメリット体験でしたが、貴重な意見は本当に参考になります。高層階における揺れは実際暮らしてみないとわからない所ですね。またエレベータなどの待ち時間は高層階ならではの悩みですね。

Bさんの場合

私がタワーマンションを購入したのは初めての子供が生まれた翌年、場所は東京都港区、対岸にはお台場を見渡すことが出来ます。頭金を双方の親が出してくれたため、サラリーマンの私でも長期の住宅ローンを組むことが出来ました。

妻も私も実家は世田谷区の一軒家、マンションを選んだのは近所付き合いの煩わしさを軽減できると思っていたからです。しかし、実際にタワーマンションに住んでみると女子校並の派閥があり、派閥の源が子供の学校や保護者の出身校なら理解も出来ますが、タワーマンションでは住んでいる階や棟によっても派閥が生じます。

私たち夫婦が購入したのは住居エリアの中では最も低い階、見晴しは良くありませんが商業エリアやエントランスホールへ出るには便利、しかし低層階の住民は高層階に住む住民からレベルが低く思われてます。

誰が言い出しかは知りませんが、エレベーターを乗る場合は高層階を優先、中には複数あるエレベーターの中の一基を高層階専用にすべきと平然と子供がいる前で話される者も珍しくありません。どこのタワーマンションでもカースト制度のような雰囲気はあり、低層階の住民が通っている保育施設には通わない、高層階の住民が通っている保育施設に低層階の住民が通うと仲間に入れてくれないことは日常茶飯事です。

地域によって差異はありますが、「馬鹿と煙は高いところが好き」とも言うように、タワーマンションを購入することを決める前には、どのような方が住んでいるのか、どのような生活を送っているかを慎重に調べることは必要です。

チェックポイント

全部のタワーマンションにいえるとは思いませんが、これも実際住んでみないとわからないですよね。低層階に住むのも高層階に住むにも人それぞれですよね。子供の学校などの友達にも影響するというのはいやですね。体験にも書かれていますが、同じマンションに住む近隣の人をチェックしておくというのも必要かもしれません。