中古タワーマンション購入時に知りたいメリット・デメリットとは?
タワーマンションを新築で買うべきか、中古で買うべきか。
予算をみて、どちらかを選ぶか迷っている方も多いことでしょう。
ここでは主に中古のタワーマンションのメリット・デメリットにスポットを当てたいと思います。
中古物件のメリット・デメリットについて把握すれば、中古か新築かの選択が断然しやすくなります。またこの記事を読めば中古タワーマンションを買う際に失敗しないコツがわかります。是非最後まで読んで下さい。
※ここで中古マンションの定義をご説明します。
中古マンションは、新築工事完了後から一年経過したもの
また新築工事完了後から一年未満でも一度入居されれば新古マンションとなります。
中古マンションの定義がわかったところで、中古タワーマンションのメリットとデメリットを紹介したいと思います。
中古タワーマンションのメリット
●安く買える
当然と言えば当然ですが中古は新築より安く買うことができます。そして建築年数が経てば経つほど新築との価格差が広がる傾向があります(エリアによっても価格差は変わる)。そして建築20年を過ぎると値段が下がりきり金額が安定するのでそこが狙い目と言えます。
●実際に実物の見学が出来る
新築マンションとは違い、実際に中を見学できるのも中古タワーマンションのいいところです。やはり写真や間取りだけではイメージがつきにくいですよね。
実際に自分の目でみることでわかることがたくさんあります。眺望はもちろん、部屋に入ったときの雰囲気や匂い、日当たりがいいかどうかなどなど、隅々までチェックしましょう。中古タワーマンションは高い買い物です。購入後に後悔しないためにもここでの努力は惜しまないことが重要です。
●事前に管理状況のチェックができる
中古タワーマンションの見学で大事なのは内装を見るだけではなく、管理が行き届いているかがどうかを見ることです。
例えばマンションの共用部分。ゴミ捨て場や自転車置き場などがきちんと定期的に清掃されているかをチェックしてみてください。ごみが散乱していたり、雑に置かれた自転車が何台もあったりすれば、きちんと管理されていないと判断してもいいかもしれません。
●値崩れしにくい中古物件がある
中古マンションでも、立地・間取り・周辺施設などの良し悪しで資産価値が決まります。
例えば駅から5分以内の立地がいい物件は値崩れがしにくく、資産価値を保つことができる可能性が高いです。
●中古マンションは即日入居可能の物件が多い
中古マンションですと契約してすぐに即日入居できる物件が多いです。メリットとしては今現在入居者がいないのでいつでも内部見学ができること、入居スケジュールが立てやすいことです。
一方、中古タワーマンションのデメリットは?
●大規模修繕が控えていることも
中古タワーマンションを購入した後の失敗例として良く効くのが、大規模修繕が控えているために、入居した途端に大規模修繕の費用を負担しなくてはいけなくなったというもの。
こういった悲劇を避けるためにも築年数を確認しましょう。だいたい大規模修繕の周期は十数年に一度となっています。ですので築年数が20年ほどの場合は2回目の大規模修繕が目前に控えている可能性があるので事前に仲介業者に確認して下さい。その方が確実です。
●仲介手数料を取られる
中古タワーマンションを購入する際に仲介手数料を払わなくてはいけません。仲介手数料とは不動産仲介業者を通して物件を買う際に、不動産業者に支払う金額のことです。
計算式で表すと(中古マンション価格×3%)+6万円+消費税となり、金額もかなり大きく、中古タワーマンションを買う際はかなりネックになります。
●耐久面の不安
建築年数が経っていればいるほど安いとメリットでは書きましたが、それと同時に年数が経てば耐久面で心配があります。例えば40代で現在築20年の中古タワーマンションを購入した場合、自分が80歳になった頃にはタワーマンションは築60年になります。
築60年になった場合、建物の耐久性に問題があれば、その分修繕費用がさらに高くなり住民の負担が掛かります。そうなれば費用の滞納者が増えて、タワーマンションの安全性に問題に繋がっていきます。そうなった時にどうするか予め考えておかなくてはなりません。
最後に
今回は中古タワーマンションのメリットとデメリットについてまとめました。読んでいただければわかるかと思いますが、中古タワーマンションの購入で成功するには、とてもシビアな目が必要だということです。中古ならではのメリットを最大限に生かし、自分にあった物件を見つけていただければと思います。
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