気になるタワマンニュース!

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タワーマンションは憧れの物件。
最上階に住むとなると、そこに住んだ人にしか味わえない景色やステータスがあります。
そんなタワーマンションの気になる最近のニュースをピックアップしていきたいと思います。

まず一つ目は、
「再開発の5割がタワーマンション?住宅供給が過剰!」
というものです。

日本の都市整備において大きな役割を持った市街地再開発のバランスが崩れてきているということです。日本経済新聞が全国の事業を調べたところタワーマンションを備える割合が1990年の前半に比べると2010年代後半にかけて5割ほど増えていることがわかったということです。

本来の目的としていたふるい建物の密集地をオフィスや店舗、広場などもかねた複合施設にするというところから離れて、住宅の大量供給としてタワーマンションが増え続けているということのようです。

この人口減少時代に供給過多が進んでもしょうがないと思いますが、その影には補助金も大きく関わっているとのことです。
再開発が進みタワーマンションが多く増えて未来感が強くなる一方で、人口が少なくなるこの時代に老朽マンションの問題もバカにはできない。タワーマンションが多くなればなるほど、どんどん古くなっていく空家だらけのマンションも合わせて増えていくという問題が気になりますね。

この流れから関連しているかなと思ったのが
「新築タワーマンションの転売に悩む投資家」というニュースです。

やっぱり皆があこがれるタワーマンションですから、先物買いの気分で購入できればプレミア価格分を上乗せして転売できれば利ざやで設けることができるんです。
そんなことを思っていた時期が私にもありました。というかあったのですが、その事情がここ最近に来て崩れ始めてきているというのです。

値上がり狙いで購入して転売しようとしても買い手がほとんどつかないというのです。
現在も同じタワーマンションで中古で売り出されている部屋は100程度常時あるようですが、実際に成約にいたっているのはわずか10件にも満たないということです。

このニュースを読んだときに私は、1つ目に上げたタワーマンションの供給過剰もえいきょうしているのではないかと思ってしまいました。

もちろんあこがれるタワーマンションですが、住む人数よりおおくたってしまっても宝の持ち腐れといいますか。もったいない状況が生まれてきてしまうということです。

せっかくのすばらしい住居ですから、マンションも多くの人に住んでもらいたいと思いますよね。

これからも気になるニュースがありましたら取り上げていきたいと思います。
それではまたお会いしましょう!

参考記事:
再開発の5割にタワマン、住宅供給過剰に懸念

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2790353009032018EA8000/

上手に売り抜けた例は少ない?新築タワーマンションの転売に悩む投資家

http://news.livedoor.com/article/detail/14460406/