タワーマンションにすんで格差を感じることはある?

タワーマンションといえばドラマなどでよくある格差って本当にあるのっていう。疑問が出てきますよね。
そんな疑問を実際に住んでいる人たちに聞いてみました。それではどうなることやら

30代 月島エリアにすむのAさんの場合

タワーマンションは、上のフロアほどランクが上、というのが暗黙の了解であります。フロアの高さがそのままランクの高さで、下のフロアだと文字通り見下ろされるんです。エレベーターなどで一緒になっても、高層階の方々はなんとなく得意げなんですよ。うちは真ん中より下のフロアなので、エレベーターからはそそくさと降ります。一番格差を感じるのは、駐車場です。わたしが住んでいたタワーマンションでは、上のフロアの方ほど、便利な場所、出し入れしやすい場所の駐車場を取れるようになっているんです。上のフロアほど高価なので、高いお金を支払っているから当たり前なのかもしれませんが、高層階の方々はいろいろと優遇されるんだなと感じました。

30代 豊洲エリアにすむのBさんの場合

ドラマで描かれているような格差や差別のようなものは実際にはあまり感じたことはありません。皆さん、できるだけフラットにお付き合いしようと心掛けているような気がします。だからこそ感じる格差はやはりママ友のファッションです。
ユニクロとかGUとかZARAとか、いわゆるプチプラファッションを上手に着こなしているように見えるのですが、時折見える時計が高級ブランドだったり、バックがヴィトンだったりと、トータルで見るとお金持ち感が出ているので、そういうところで格差を感じます。
結局、いいものを持っているじゃん!って思う場面が多々あり、それに気が付くと上から下までがプチプラの私としてはちょっと辛くなります。
あからさまにひけらかしたりしないだけに、逆にたちが悪いな、とひがんでしまうのです。

50代 相模原エリアにすむのCさんの場合

正直なところ、それほど格差を感じたことはありません。

ひとつには、住んでいる家族が多く、それほど交流もないため、だれがどこの階に住んでいるのかがわかりにくいことがあるからだと思います。子どもどうしが同じ学校に通学していれば、それなりの交流があるかもしれませんが、我が家の子どもは小学校から学区外の学校に通学していたので、ほかの住民の皆さんとはあいさつ程度のおつきあいです。あいさつは、どなたもにこやかに返してくれるので、疎外感はあまりありません。

もうひとつには、上の階でも部屋数が少ない世帯、下の階でも部屋数が多い世帯があり、住んでいる階が高いか低いかはあまり購入したときの価格と直結していないことがあるかと思います。

全体的に、それほど格差を気にして住んでいるかたは多くないという印象です。

まとめ

なるほどマンションにもよるのかなっていう感じですね。暗黙という点や露骨には見えないけどという意見からドラマはやはり大げさに見せるところもありますから、こういう生の声のほうが実はかなりリアルなのかも知れないという感じですね。
この意見についてはもう少しデータを取ってみたいなと思いました。