タワーマンションの修繕費用問題について
近年人気のタワーマンション。
その理由として、
他のマンションに比べてもタワーマンションは特にコンシェルジュ
・ラウンジ・ジムなどのサービスや施設が充実しており、
その空間に住むだけでまさにブランドと言える。
ただ、今そんなタワーマンションの住民が抱えている大きな悩みがある。
それは定期的に行われる大規模修繕にかかる費用の問題である。
分譲マンション購入者であれば、この問題は必ず付いてくるものにはなります。
しかし、タワーマンションだけあって、その修繕もまさに大規模。
かと言って、タワーマンションが良くないという事ではありません。
売却時の価値、利便性、生活環境の良さなど購入するに値する理由は多々あります。
地震や火事のように突然起きる事ではなく、修繕に関しては逆に必ず起きる事になるので、その時に合わせた収支の計画をしておく事が大事です。
基本的にかかる費用としては、月々かかる「管理費」と「修繕積立金」があります。
それぞれの主な用途としては下記になります。
■管理費
・共用部分の水道光熱費、火災保険、損害保険
・マンション管理に関する人件費等
・管理組合の運営費用
■修繕積立金
・共用部分の変項に関する費用
・数年毎に行う修繕費用
・緊急の場合など特別な状態で行う修繕費用
どの分譲マンションも同様に行われている事にはなるが、ここ数年でタワーマンションが急増した事、さらに「よりグレードの高いタワーマンションの構築」がされている為、予測されている費用を超えてしまうのではないかとの問題があります。
ある程度年数の経ったタワーマンションであれば、過去の状況などもあるので傾向は見えるでしょうが、新築のタワーマンションであれば他の物件と比較しても正確には算出出来ないかもしれません。
そういった意味でも、よく比較検討し購入される事をお勧め致します。
