消費税とマンション購入

あけましておめでとうございます。
本年もタワーマンション東京ドットコムをよろしくお願いいたします。
今年も気になるタワーマンションのコラムを発信していきたいと思います。

さて今年はじめのコラムですが、今年大きく変わるものといえば。
平成が終わり新しい元号になるということを思い浮かべる人も多いのではないのでしょうか。それともうひとつ、大きな出来事が今年あります。このまま普通に行けば、消費税が増税になり、いよいよ10%時代が訪れることになります。

8%にも慣れた感じがしないという人もほとんどだと思いますが、そのときは確実に訪れます。

マンションの購入、不動産の購入については、過去のあがるタイミングで見ると「駆け込み需要」がおきたといいます。
なぜこのような駆け込み需要がおきるのかというのを今回はご紹介したいと思います。

なぜ駆け込み需要はおきる?

新築マンションは購入の契約完了から竣工し実際に引渡しが行われます。
そしてその引渡し時点(工事完了時点)での税率が適用されるのです。しかしドアや壁の色など特注できるなどの一部の売買契約の場合は、2019年の3月31日までに契約が完了していれば、2019年10月1日以降で消費税が10%になっていたとしても、経過措置として8%の税率が適用されるのです。

消費税が10%変わるということは、108円だったものが110円になるわけですが、これがマンションのような高額なものになると例えば1000万だと1080万が1100万円になる計算ですが、20万円変わってくると、その差額だけで引越し代や、新しい家具代にも相当する場合が出てきますね。

ですので、近年でマンションや不動産を購入予定であれば、今のうちに駆け込みで検討してみたほうが良いということになります。

あわてずに将来を見据えるという手も

もちろん目に見えて税率の引き上げに伴う駆け込みで、差額を考えるのもよいと思います。しかし専門家の人の意見などを耳を傾けてみると、あまり慌てて購入をしないということをも伝えております。

特に近年のオリンピック後の2020年の前後で買い時がどうなどとの、いろいろな予想がされております。もしかしたら値段が下がるかもしれないですし、それはわかりませんが、その点も踏まえて、慌てて購入をせず世間に目を向けて、予測をしてみるのもいいかも知れませんね。

まとめ

いかがでしょうか。今年消費税は10%になります。
税率が上がるときには、いままでも駆け込み需要があったといわれています。
今回もそれを見越してみるのもいいかもしれません。しかし慌てて決めてしまって後から後悔ということになったら目もあてられません。
慌てるくらいであれば、一度冷静になってみるというのも考えて、あまり消費税の増税などに左右されずに自分のタイミングで購入するのが良いと思います。