東京湾岸エリアのタワーマンションおすすめ12選。津波・台風・液状化の影響は?

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タワーマンションといえば、東京湾岸エリアをイメ―ジする人が多いのではないでしょうか。

 

摩天楼のような高層階から見える東京タワーやレインボーブリッジ。

 

窓の向こうに広がる、美しく整備されたウォーターフロントの景色。

 

「水辺のオアシス」とも呼ばれる東京湾岸エリアには、多くのタワーマンションが林立しています。

 

そこで、

 

・東京湾岸エリアのタワーマンションの魅力

 

・東京湾岸エリアのおすすめタワーマンション12選

 

・津波・台風・液状化の影響

 

について解説しました。

 

東京湾岸エリアのタワーマンションが気になっている人は、ぜひ読んでみてください。

 

 

東京湾岸エリアのタワーマンションの3つの魅力

 

東京湾岸エリアのタワーマンションの魅力は、なんといってもその眺望。

 

東京タワーやレインボーブリッジ、お台場など、1.東京のランドマークを一望できるロケーションが魅力です。

 

夏には東京湾の大花火や、冬には澄みきった都心の夜景も楽しむことができます。

 

また湾岸エリアは再開発の埋立地が多いため、計算し尽くされた2.美しい街並みも魅力的。

 

広い道路に大きな公園など、住みやすさや環境への配慮が行き届いているため、子育て世代などにも人気の若い街です。

 

銀座や東京駅など3.都心へのアクセスも良く、通勤・通学・買い物などの利便性も高いのがポイントです。

 

 

東京湾岸エリアでタワーマンションが多い場所は?

マップ東京湾岸エリアとは、おもに品川区~港区~中央区~江東区までの東京湾をぐるっと囲むエリアです。

 

特に

 

・品川港南(品川区)

 

・芝浦(港区)

 

・勝どき、晴海(中央区)

 

・豊洲(江東区)

 

は、湾岸エリアの中でもタワーマンションが多く建ち並んでいます。

 

それぞれのエリアの特徴とおすすめタワーマンションをご紹介します。

 

 

■品川港南(品川区)エリアのタワーマンションの魅力

 

品川マップ

 

品川港南エリアのタワーマンションは、「利便性の高さ」が魅力です。

 

品川・天王洲アイル・大崎・五反田などの各駅からは、都心のどこへもアクセス良好。

 

品川駅周辺のビジネス街にも程近いため、通勤・通学に大変便利です。

 

また新幹線はもちろん、羽田など空の便へのアクセスも良好。

 

出張や旅行にも便利なエリアです。

 

天王洲アイル駅周辺など、港南エリアは街並みも美しい再開発エリアで、特に人気があります。

 

 

■品川港南(品川区)エリアのおすすめタワーマンション3選

 

品川ワールドシティタワーズ

ワールドシティタワーズ品川

東京モノレール 天王洲アイル駅から徒歩4分、JR山手線 品川駅より 徒歩13分。

区立港南緑水公園と天王洲アイルを目の前に、3タワー合計で2,000戸超が暮らす街が「ワールドシティタワーズ」です。

品川駅からも徒歩圏内で、人気のベイサイドエリアです。

 

・分譲価格:7,980万~/賃貸家賃:21.5万~(※2020年11月現在)

 

・詳しい物件情報はこちら 

 

 

品川ベイクレストタワー

ベイクレストタワー品川

最寄駅である品川駅や天王洲アイル駅から徒歩12分。

バス路線が充実していて、バス停も目の前。

レインボーブリッジと東京湾を一望できる素晴らしい立地。

「海辺に暮らす」というコンセプト通り、季節の花々が咲き乱れる隣接のベイブリーズガーデンとシーサイドデッキの向こうは京浜運河。

ベイエリアの眺望を独占できる高級タワーマンションです。

 

・分譲価格:全戸成約済み/賃貸:全戸成約済み(※2020年11月現在)

 

・詳しい物件情報はこちら

 

 

品川Vタワー

品川Vタワー

都心のどこへも便利に行け、新幹線も飛行機に乗るのも便利な品川駅。

そんな品川駅直結の全天候型の歩行ルート、スカイウェイで徒歩6分。

改札を出てから、雨にも濡れず、庭園を見下ろしながらエントランスまで行ける究極の利便性。

出張でも旅行でも、通勤や通学、週末のお出かけにも至便の地に建つタワーマンションです。

 

・分譲価格:全戸成約済み/賃貸:25万~(※2020年11月現在)

 

・詳しい物件情報はこちら

 

 

■芝浦(港区)エリアのタワーマンションの魅力

 

芝浦マップ

 

芝浦エリアのタワーマンションは、「高級感」が魅力です。

 

港区アドレスで都心に程近い芝浦エリアは、高級住宅街。

 

その中でも芝浦ふ頭付近は、水辺の都市環境として再開発が進む人気エリアです。

 

田町駅周辺には、新たなオフィス・ホテル・商業施設が。

 

浜松町駅周辺は、国際ビジネス拠点として複数の再開発事業が計画されています。

 

もともとのハイクラスなイメージに加え、今後もさらに発展する将来性の高いエリアです。

 

 

■芝浦(港区)エリアのおすすめタワーマンション2選

 

芝浦アイランドタワー

芝浦アイランド

芝浦アイランドタワーが建つのは、官・公・民一体となった再開発エリア「芝浦アイランド」。

芝浦アイランドタワーを始め、全4棟のタワーマンションからなる島は、芝浦エリアのシンボル的存在です。

JR山手線田町駅より徒歩9分、都営三田線三田駅より徒歩11分、ゆりかもめ芝浦ふ頭駅徒歩9分と、アクセス抜群の好立地。

人気の再開発エリアのため、マンション自体の資産価値も非常に高くなっています。

 

・分譲価格:6,380万~/賃貸:22.5万~(※2020年11月現在)

 

・詳しい物件情報はこちら

 

 

グローバルフロントタワー

グローバルフロントタワー

山手線田町駅など6駅7路線が最寄駅という都心の一等地。

通勤や通学、出張や旅行にも便利でありながら、ウォーターフロントで東京湾の風も感じられます。

北西に東京タワー、南東にレインボーブリッジが望めます。

プレミアムな立地で都心の生活を謳歌したい方、こだわりの子育てや生活を満喫したい方など、どなたにもお勧めできる魅力あふれる物件です。

 

・分譲価格:7,490万~/賃貸:21.9万~(※2020年11月現在)

 

・詳しい物件情報はこちら

 

 

■勝どき・晴海(中央区)エリアのタワーマンションの魅力

勝どきマップ

 

勝どき・晴海エリアのタワーマンションは、「都心への良好アクセス」が魅力です。

 

銀座や汐留へは徒歩圏内。

 

新宿・青山へはダイレクトに、大手町・お台場へは地下鉄で乗換1回で行ける好立地。

 

都心へのアクセスは抜群ながら、隅田川水域の風を感じられる自然豊かな環境も人気です。

 

また月島や築地などへも程近く、隅田川の屋形船など、古き良き東京下町の風情をも身近に感じられる魅力的なエリアです。

 

晴海周辺では、東京オリンピック選手村13haを利用した開発プロジェクト「HARUMI FLAG」が進行中。

 

東京オリンピック後には選手村を再整備した新たな街区が誕生。   今後さらなる発展も期待されるエリアです。

 

 

■勝どき・晴海(中央区)エリアのおすすめタワーマンション4選

 

 勝どきビュータワー

勝どきビュータワー

都営大江戸線の勝どき駅直結。 勝どきエリアのシンボル的タワーマンションです

東京駅からはバスでわずか15分、銀座へも徒歩20分という素晴らしい立地。

高層階からは、都心部や東京湾、スカイツリーなどが一望できます。

都心からの利便性とベイサイドの快適さ、どちらも堪能できます。

 

・分譲価格:6,480万~/賃貸:30万~(※2020年11月現在)

 

・詳しい物件情報はこちら

 

 

勝どきザ・タワー

勝どきザタワー

浜離宮公園の対岸にある、ひと際目を惹くトライスター型の超高層タワーマンション

駅から徒歩6分、銀座から2キロ未満という好立地。

築地大橋が開通すれば、汐留までも徒歩圏内となります。

抜群のアクセスながら、隅田川をわたる風を感じられるというまたとない環境が魅力です。

 

・分譲価格:7,200万~/賃貸:32万~(※2020年11月現在)

 

・詳しい物件情報はこちら

 

 

ザ・トーキョー・タワーズ

ザトーキョータワーズ

都営大江戸線 勝どき駅より徒歩5分、有楽町線 月島駅より徒歩18分、東京駅等に直通の都営バス 新島橋より徒歩1分。

隅田川水域に囲まれたほっと一息つける場所でありながら、抜群のアクセスが魅力です。

南西向きの15階以上のお部屋は、レインボーブリッジまで一望できる抜群の眺望。

好立地・眺望良好のタワーマンションなので、資産価値も非常に高くなっています。

 

・分譲価格:6,390万~/賃貸:26万~(※2020年11月現在)

 

・詳しい物件情報はこちら

 

 

ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス

パークハウス晴海クロノレジデンス

晴海通りを銀座からまっすぐ東へ進むと現れる、地上49階建・800戸超のタワーマンション。

隣接するタワーも含めると3万平米弱にもなる広大な敷地は、水と緑に包まれた庭園街区。

桜や紅葉などが植えられ、四季いずれの季節でも豊かな風景美を楽しめます。

 

・分譲価格:全戸成約済み/賃貸:23万~(※2020年11月現在)

 

・詳しい物件情報はこちら

 

 

■豊洲(江東区)エリアのタワーマンションの魅力

 

豊洲マップ

 

豊洲(江東区)エリアのタワーマンションは、「住みやすさ」が魅力です。

 

豊洲駅周辺は、近年再開発が進む新しい街。

 

「ららぽーと豊洲」「キッザニア東京」といったファミリー世代に人気の商業施設が充実しています。

 

またタワーマンションの分譲価格なども比較的安く、子育て世帯など、若い世代に人気です。

 

有楽町線「豊洲」駅からは、「銀座一丁目」駅へ直通6分、「有楽町」駅へ直通7分。

 

都心まで約10分でアクセスできる抜群の利便性も魅力です。

 

 

■豊洲(江東区)エリアのおすすめタワーマンション3選

 

アーバンドックパークシティ豊洲

アーバンドック豊洲

都心への便利なアクセスがありながら、海に面して立つ恵まれた環境。

湾岸エリアの中でも、銀座や東京を一望できる絶好のオーシャンフロント。

そして190もの専門店を持つ「アーバンドック ららぽーと豊洲」に隣接。

何一つ不自由のない生活に、専門医が並ぶ施設内のクリニックモールがさらに安心を添えます。

 

・分譲価格:7,380万~/賃貸:23万~(※2020年11月現在)

 

・詳しい物件情報はこちら

 

 

シティタワーズ豊洲

シティタワーズ豊洲

東京メトロ 有楽町線 豊洲駅より 徒歩4分。

豊洲駅からは「銀座一丁目」へ6分、直線距離にして銀座から3キロ圏内。

都心への便利なアクセスを満喫しながら、リバーサイドウォークを楽しめる環境。

そして周囲には、学校からショッピング、レストランまで。

生活を快適に送るための施設には事欠きません。

 

・分譲価格:4,450万~/賃貸:18.3万~(※2020年11月現在)

 

・詳しい物件情報はこちら

 

 

東京フロントコート

東京フロントコート豊洲

東京フロントコートは、東京メトロ有楽町線の豊洲駅からわずか徒歩4分、駅前からは東京駅直通の都バス。

通勤や通学に便利でありながら、東京湾の風を感じられる運河沿いのロケーション。

7つのウィングが取り囲むセキュリティが保たれた中庭は、ちょっとした公園よりはるかに広く、季節折々の花が咲き乱れています。

 

・分譲価格:全戸成約済み/賃貸:24万~(※2020年11月現在)

 

・詳しい物件情報はこちら

 

 

東京湾岸エリアのタワーマンション津波・台風・液状化の影響と備えは?

 

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湾岸エリアのタワーマンションで気になるのが、

 

・地震による津波や液状化

 

・台風による高潮や浸水

 

などの水害です。

 

ここからは各種ハザードマップなどを用いて、東京湾岸エリアのタワーマンションの被害予想について解説していきます。

 

また、津波・台風・液状化といったウォーターフロントならではの災害に備える方法についてもご紹介します。

 

 

東京湾岸エリアのタワーマンションが受ける「津波」「高潮」の影響

 

 

ウォーターフロントで怖いのは、やはり地震による「津波」や台風による「高潮」の影響です。

 

東日本大震災では、晴海で1.3mの津波が起きました。

 

これから起きるとされる首都直下地震による被害想定によると、

 

・品川区…最大2.61m

 

・港区…最大2.47m

 

・中央区…最2.51m

 

・江東区…最大2.55m

 

の津波が発生すると予想されています。

 

 

こうした津波・高潮対策として、東京湾や河川流域には防潮堤・水門などが整備されています。

 

そのため実際には、タワーマンションに想定通りの津波がそのまま押し寄せて来る可能性は低いと考えられています。

 

 

■東京湾岸エリアのタワーマンションが受ける「浸水」の影響

 

首都直下型地震の被害想定によると、東京湾岸エリアの浸水被害はほとんどありません。

 

 

しかし2019年に起きた台風19号では、増水した多摩川の泥水が下水道管を逆流し、武蔵小杉のタワーマンションが浸水。

 

タワーマンションは地下に電気設備があることが多く、47階建ての建物は長期間停電に見舞われました。

 

電気が復旧したのは約1週間後、水道は約2週間後、浸水前の生活に戻るには約1ヶ月かかったといいます。

 

エレベーターも電気も水道も使えず、被災した住民たちはタワーマンションがまるで「陸の孤島」のようだったと振り返っています。

 

しかし武蔵小杉の例では、タワーマンションならではのコミュニティ力がピンチを乗り切る力になりました。

 

建物に関するトラブルには、居住者の中から、建築学専攻の大学院生・エンジニア・弁護士など様々な専門家が数十名も名乗りをあげ、解決に尽力したといいます。

 

社会的ステータスや学歴が高い居住者が多いといわれる、タワーマンションならではの頼もしい解決力が発揮された事例でした。

 

■東京湾岸エリアのタワーマンションが受ける「液状化」の影響

 

湾岸エリアは埋め立て地が多く、地面から水が噴き出す液状化現象が起こる可能性があります。

 

東京都建設局の液状化現象予測によると、東京湾岸エリアには「液状化する可能性がある」黄色の地域が多いことがわかります。

 

 

実際に阪神淡路大震災の際は、兵庫県神戸市の埋立地、ポートアイランドや六甲アイランドなどに。

 

東日本大震災の際は、千葉県浦安市の埋立地に液状化現象が起こりました。

 

液状化現象が起こると、噴き出した地下水などによって地盤がひび割れ、ぬかるみが生じます。

 

損傷した地盤やライフラインなどの復旧には、相当のコストと期間が必要になります。

 

 

■東京湾岸エリアのタワーマンションで津波・浸水・液状化の被害に備えるには?

 

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津波や浸水が起こった場合は、タワーマンションの中層階に避難するようにしましょう。

 

首都直下型地震が起こった場合、津波の高さ予測は約3m弱なので、4~5F以上に避難していればひとまず安心と思われます。

 

注意したいのは、地下にあるタワーマンションの電気設備に影響が出て、停電する可能性が高いこと。

 

エレベーターを使わないことはもちろん、上り下りが困難な程の上層階まで避難しないように注意しましょう。

 

なお高層階に住んでいる場合でもタワーマンションには、万一の災害に備えた避難設備も整っているため安心です。

 

10階建て以上のマンションには、非常電源で動く非常用エレベーターの設置が。

 

30階建て以上の超高層タワーマンションには、非常用エレベーターに加え、災害時に備えたヘリポートの設置が義務付けられています。

 

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また津波や浸水の際は、電気・水道・ガスなどのライフラインが長期間寸断される可能性があります。

 

地震による液状化現象がひどい場合は、外部への避難・食料の調達・支援物資の物流などが滞る可能性もあります。

 

水・食料などの防災用品は、1週間~1ヶ月分を目処にストックしておきましょう。

 

 

東京湾岸エリアで気になるタワーマンションがあれば、自治体が出しているハザードマップをチェックしておくのもおすすめです。

 

→ 品川区のハザードマップはこちら

 

→ 港区のハザードマップはこちら

 

→ 中央区の洪水・浸水ハザードマップはこちら

 

→ 江東区の水害ハザードマップはこちら

 

まとめ

 

東京湾岸エリアは、品川・芝浦・勝どき・豊洲など、タワーマンションが林立する美しいエリアです。

 

品川はビジネス街に近く、陸・空どちらの旅にも便利なエリア。

 

芝浦は、港区アドレスの高級感あふれる洗練されたエリア。

 

勝どきは、都心に便利なアクセスと東京下町の歴史風情を感じられるエリア。

 

豊洲は、商業施設や保育施設などが充実した若い世代にも住みやすいエリア。

 

ご自身やご家族のライフスタイルに合ったエリアを選んで、上質なタワーマンションライフを送ってください。

 

また災害は、時に人智を超え、予想もできない被害をうむことがあります。

 

湾岸エリアならではの災害に関する知識を得て、できる限りの対策と、入念な備えにつとめましょう。