タワーマンションにはどんな人が住んでいる?職業・年代・年収を考察

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タワーマンションにはどんな職業・年代・年収の人が住んでいるのでしょうか?

 

都心にそびえ立つ摩天楼のような外観。

 

高級ホテルさながらの上質な設備。

 

家賃が日本人の平均給与1ヶ月分以上、といったタワーマンションもざらにありますよね。

 

そんな高い家賃のタワーマンションに住んでいるのは、一体どんな人たちなのでしょうか?

 

調べてみると、タワーマンションに住む人は意外な職業・年代・年収の人が多かったのです。

 

さっそく、タワーマンションでの暮らしの実態を見ていきましょう。

 

タワーマンションの家賃相場はどれぐらい?

 

タワーマンションと一言で言っても、家賃や分譲価格は立地・広さ・階層などによって様々。

 

東京のタワーマンションの家賃相場を調べてみると、約20万円代が多くなっています。

 

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エリアにもよりますが、東京23区内の賃貸マンション(2LDK)の家賃平均は約21万円。

 

タワーマンションだからといって、他のマンションに比べて特別家賃相場が高いわけではないんですね。

 

タワーマンションといっても、物件によっては意外に手の届く範囲にあることがわかります。

 

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一方、タワーマンションの最上階となると話は別です。

 

地上30〜40階の最上階付近は、眺望が良く家賃も分譲価格も高額。

 

マンションながら2階建になっているメゾネットタイプなど、特別仕様の間取りになっていることも。

 

たとえばパークコート麻布十番(東京都港区)の35階(117.71㎡/2LDK)の家賃は、なんと月120万円。

 

正社員の平均給与が約40万円(額面)と言われていますから、とても多くの人が住める家賃ではありませんよね。

 

タワーマンションの高層階は、いわゆる「お金持ち」の人が住んでいる場合が多そうです。

 

 

【関連記事】東京のタワーマンションの家賃相場は?安いエリアから最上階の家賃まで 

 

 

タワーマンションに住む人に多い職業

 

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ここからは、タワーマンションに住む人に多い職業をご紹介します。

 

 

芸能人

 

タワーマンションには、芸能人などの著名人が多く住んでいます。

 

芸能人がタワーマンションを選ぶのには、

 

・テレビ局などが集中する都心へのアクセスが良い

 

・セキュリティが厳重で、プライバシーが守られやすい

 

といった理由があると考えられます。

 

芸能人は高収入の場合も多く、タワーマンションでも都内一等地や高層階に住むことが多いようです。

 

個人で借りたり購入するのではなく、アクセスや防犯の関係上、事務所が物件を借り上げているケースもあります。

 

 

経営者・企業役員

 

タワーマンションには、ビジネスで成功をおさめている経営者や、大企業の役員などが住むことも多いです。

 

経営者や企業役員がタワーマンションを選ぶ理由は

 

・セキュリティが万全で安心

 

・成功の証

 

といったことにあります。

 

大企業の役員などは、防犯の関係上、会社からタワーマンションの一室が提供されている場合もあります。

 

成功の証としてタワーマンションに住む人は、最上階など、高層階の物件を選ぶことが多いようです。

 

また自身の居住用ではなく、投資目的や相続対策としてタワーマンションを購入する経営者も多いです。

 

 

医師・弁護士

 

医師・弁護士といった、高収入の職業の人もタワーマンションに多く住んでいます。

 

医師や弁護士の中でも、大病院の理事や開業医など、個人経営の方がタワーマンションに多い傾向にあります。

 

また個人の住宅ではなく、医療法人や弁護士法人名義で借りている場合も多いです。

 

 

会社員

 

会社員といっても、タワーマンションに住むのは年収が平均より高い人が多いです。

 

例えば外資系・マスコミ・金融・製薬会社など。

 

外資系企業だと転勤も多いため、会社が社宅として借り上げている場合も多いです。

 

 

タワーマンションに住む人に多い年代

 

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三菱地所のデータによると、タワーマンション購入者の年代は30〜40代がトップ。

 

中でも東京都心・湾岸では40代前半、郊外では30代前半が多い結果となっています。

 

50〜60代の富裕層などが多いのかと思いきや、タワーマンションに住む人は意外に若い年代も多いようです。

 

家族構成別にみると、東京都心・湾岸のタワーマンションでは

 

・2人…29.1%

 

・3人…17.9%

 

・1人…13.8%

 

・4人…10.7%

 

・5人以上…2.1%

 

2人世帯が最も多い結果になっています。

 

30〜40代の共働き夫婦などが、通勤にも便利でハイグレードなタワーマンションを選ぶ傾向にあるのかもしれません。

 

一方、4人以上のファミリー世帯は意外に少ない結果となりました。

 

 

【関連記事】パワーカップルがタワーマンションを望む理由

 

 

タワーマンションに住む人に多い年収

 

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三菱地所のデータによると、タワーマンション購入者の年収は1,000万円未満がトップ。

 

次いで700万円未満となっています。

 

・〜1,000万円…19.1%

 

・〜700万円…17.5%

 

・〜1,400万円…16.7%

 

・〜2,000万円以上…10.2%

 

・〜2,000万円…8.3%

 

正社員の平均年収が約500万円。

 

タワーマンションに住む人は、やはり平均の約2倍ほどの年収があることがわかります。

 

一方、年収1,400〜2,000万円以上の高所得者は、意外に少ない傾向にあります。

 

 

まとめ

 

高収入の人が多く住んでいる印象のタワーマンション。

 

実際、家賃が月100万円を超える超高級物件もあります。

 

また高層階ほど、芸能人・経営者・企業役員・医師・弁護士などの高所得者が住むことが多いようです。

 

一方、一部の高層階をのぞけばタワーマンションの家賃は約20万円前後と平均的。

 

30〜40代の若い世代も多く住んでいることがわかりました。

 

東京都心では、年収1,000万円前後の2人世帯が多いというデータもあります。

 

どんな人が住んでいるのか想像もつかないような超高級物件は、タワーマンションでもごく一部。

 

高級なイメージがあるタワーマンションも、詳しく調べてみれば意外と予算内で住むことができるかもしれません。

 

気になる物件があれば、ぜひタワーマンション詳細ページから賃貸・分譲情報をチェックしてみてください。

 

 

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